令和7年度第1回のなないろの森推進委員会を開催しました
9/24(水)に今年度第1回目のなないろの森推進委員会を開催しました。
嶺北森林管理署長の異動にともなう変更に加えて、嶺北高校生の新しい委員が3名参加してくれました。

冒頭、町長からの挨拶として、「林業を産業として活性化させるのがなにより重要で、特に大径材の利用が求められている。一方で、城山の森の整備が進みつつあるが、樹種転換などを以前から提案していた。すぐに成果が出るものではないが、100年後の成果も1年目がないと始まらないので、思い切った取組みを皆さんと議論しながら進めていきたい」とコメントがありました。
新しい委員さんも加わったため、委員それぞれの自己紹介と近況報告から始まりました。
近況報告ののちは事業進捗確認として、事務局からコンパクトフォレスト構想関連事業ともりとみず基金の活動報告が行われました。コンパクトフォレスト構想関連事業の目玉は城山の森の整備事業で、県の協力も得ながら、まずは散策路の整備・修繕について進められています。
また、森林環境教育事業も幅広く取り組まれていて、小学校での出前授業や保育士向け研修、一般向けとしての大地の再生講座などが実施されています。
その他、経営管理制度関連として、今年度の意向調査実施予定地や集積計画間伐の実施などが報告されました。
また、もりとみず基金関連事業として、人材育成事業やJ-クレジット創出の検討状況、都市部企業向けツアーや外部での講演等PR活動などが報告されました。
後半の意見交換の中では、ゼロカーボンやJ-クレジットの活用に向けたアイデアの共有や、林業人材の確保に関する状況の確認、嶺北高校生の嶺北探求での活動についての意見交換などが行われました。