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森林路網の計画づくりが始まりました

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森林施業の要ともいえる「道」。

路網(ろもう)といった言葉でも表現されますが、森林路網は林業のためだけでなく、登山などの観光利用、災害時の迂回路など幅広い利用ができるもので、重要な基盤(インフラ)になります。

これまでも町内にはたくさんの森林路網が整備されてきました。

コンパクトフォレスト構想では基本施策のひとつとして、この路網の整備を位置づけています。どんな道がどこを通っていて、逆にどこが通っていないのか、把握したうえで、新たな路網を開設する計画を立てることにしています。

その計画を作るため、7/6(月)に路網計画検討分科会を開催しました。

地域の林業者に集まってもらい、どこにどんな道があればいいのか、図面を見ながら意見を出してもらいました。

まず初めに、町内の森林路網の整備状況を把握しました。面積当たりの延長を示す路網密度は46.2m/haとなっており、これは高知県平均から言えば高い状況になっています。とはいえ十分とは言えません。

本山町 森林路網図

国や県の指針としても望ましい路網密度の数値が出されていますが、重要なのは開設できる場所に開設されているかどうかです。特に本山町のような急傾斜地が多い地域では、地形上どうしても路網が開設できない森林が多くあります。そこを省きつつも空白となっているエリアを見つけるのが重要です。

今回はA2の大きな図面で、路網密度の分布と急傾斜地の分布を重ねた大きな図面を用意し、林業関係者と囲みながら意見を出し合いました。

今回の論点は2つで、①直すべき道の把握と②新しく開設するエリアの検討、です。

すでに開設されているものの、大雨などで崩れていて現状通れない道も町内にいくつかあります。新しく開設する以上に、こうした道が使えるように直していくことも急務です。

崩れた森林路網

具体的に、壊れたまましばらく直せてない箇所を色を塗りながら、具体的な場所を把握していきました。そこでは業者さんしか知りえない、森林所有者からの要望なども聞くことができました。

その次に、新たなに開設するエリアを検討します。上記の地図を見てみると、自然と道がついていない空白地帯が見えてきます。それを参考に、あとは各事業者の知っている森林資源の状況や所有者の情報などを踏まえて、開設を急ぐべきエリアを選定していきます。

地形のデータなどから空白エリアを探す

今回の議論では、だいたいのエリア選定まで行いました。これから各エリアを詳細に見ていき、実際に開設ができそうかどうかを具体的に検討していきます。

道を作るといっても、そのためには測量・設計、所有者の同意取得など、時間のかかる工程が待っています。しかし一旦、このあたりに道があれば、という話がまとまれば、できるかできないのかの具体的な話に進むことができます。

長期的な事業にはなりますが、今回その一歩が始まったのは大きなことです。

今後も地域の事業者と協議をしながら、適切な路網整備に向けて取り組みを進めていきたいと思います。